手汗をかく原因

あなたは恋人とよく手をつなぎますか?

大好きなあの人と手をつなぐ瞬間ってとても幸せではないでしょうか!?

最初はドキドキするけど、相手のぬくもりを直接感じられて気持ちまで暖かくなります。

 

でも、それと同時に、汗が気になってしまうなんてこともあると思います。

 

手汗がひどくて手をつなぐのが恥ずかしい…

手汗がひどくて手をつなぐのが恥ずかしい

 

先ほどお伝えしたように、好きな人と手を繋ぐだけで嬉しい!という感情と共に気になるのが『手汗』。

 

汗をかきやすい人だと常に手が湿っていてハンカチが手放せないなんてことも少なくありません。

普段からそうなのに、好きな人と手をつないだりなんてしたらいろんな意味でドキドキして、手のひらから大量の汗が噴き出して…

手を繋ぐなんてとてもじゃないけどできない!なんて悩んでいる人も意外と多いんです。

実際私の姉は手汗がかなり酷くて相当悩んでいます。

 

相手が手をつなごうとしても手汗がばれていないか、嫌われないかハラハラしてその緊張のせいでまた汗が。

理由をつけて手をつなぐのを避けたり、ちょっとつないでもすぐに放してしまったり。

 

そのせいでなんとなく険悪なムードになって、結局そのまま別れてしまった…なんて人も実際にいるんです。

『本当は私だって手をつなぎたいのに!』

なんて辛い思いをしている人もいるのではないでしょうか。

 

そこで今回は手汗のせいで手をつなぐのが恥ずかしいという人のために情報をお届け!

どうして手汗を書いてしまうのか?という原因や、どうすれば手汗が止まるのか対策方法までご紹介していきます。

手汗のせいで思いっきり手をつなげない…と悩んでいる人は必見ですよ♪

 

手汗がひどい原因は?

 

それではさっそく、まずは手汗をかいてしまう原因について詳しく見ていきましょう!

どうして手汗が出てしまうのでしょうか?

 

そもそも私たちは同じ人間ですから、全く手汗をかかないという人はまずいません。

個人差はあるものの、みんな多かれ少なかれ手汗をかくのが普通なんです。

 

でもその“個人差”が問題なんですよね。

『自分はこんなに手汗がひどいのに、どうして他の人はサラサラなんだろう…』

なんて思ったことはありませんか?

 

個人差・体質といってしまえばそれまでなのですが…

実は手汗がひどい人にはひどい人特有の理由、原因があったんです!

 

手汗の原因その1:緊張・ストレス

手汗の原因で一番多いのがこれ、緊張やストレスです。

人が汗をかく理由としては体温調節が目的の『温熱性発汗』の他に、緊張や興奮でかく『精神性発汗』というものがあります。

手のひらや足の裏など局所的に汗をかくのはこの精神性発汗の場合が多いです。

 

ではなぜ緊張すると手のひらや足の裏にだけ汗をかくのか?というと、それは狩りをしていたときの名残なんだとか。

手のひらや足に汗をかくことで感覚を研ぎ澄まし、物や地面をつかみやすくしたんだそう。

今となってはあまり必要のない機能なのかもしれませんが、人間が人間である以上は仕方がないのかもしれませんね。

 

つまりこの精神性発汗は誰にでも起こることで、人として正常な働きというわけです。

昔から「手に汗握る」なんて言葉もあるように、緊張や興奮で手のひらに汗をかくのは当たり前のことなんですね。

 

手汗の原因その2:ホルモンバランスの乱れ

 

また、手汗の原因で多く見られるものとしては、ホルモンバランスの乱れもあります。

人間には『交感神経』と『副交感神経』という二つの自律神経が存在します。

 

起きて活発に活動しているときは交感神経が、リラックスしているときや睡眠中には副交感神経が優位に働いています。

この交感神経と副交感神経を上手に切り替えることで人間は身体の機能をコントロールしているんです。

たとえばさきほどご紹介した緊張や興奮による手汗のときは、交感神経が強く働いています。

 

通常はこの自律神経はうまくバランスを取りながらコントロールされているのですが、ときには様々な原因によってうまく切り替えができなくなることがあります。

そしてその原因として多く挙げあれるのが“ホルモンバランスの乱れ”です。

 

自律神経をコントロールしている脳の中枢器官には、同時にホルモンバランスをコントロールする働きも持ちます。

ですから自律神経が乱れるとホルモンバランスも乱れがちになりますし、逆にホルモンバランスが乱れることで自律神経が乱れてしまい、それが手汗の原因になることもあるんです。

特に女性の手汗の原因は、このホルモンバランスの乱れによる影響も大きいです。

 

手汗の原因その3:食生活

 

他に手汗がひどくなってしまう原因としては、食生活の可能性も。

たとえばトウガラシなどの香辛料やスパイスがたくさん含まれているものは発汗作用があるので、手汗がひどくなってしまいます。

 

辛いものを食べると汗が出る、というのは簡単に理解できますよね。

こうした辛い食べ物による発汗を『味覚性発汗』といい、特に頭やおでこに汗をかくことが多いのですが、手汗が多くなる人もいます。

 

また辛いわけではなくても、コーヒーやチョコレートなどに多く含まれるカフェインには交感神経を活発にさせる働きがあるので手汗の原因にも繋がります。

 

他にも肉料理やチーズなども、体温をあげる効果があるため食べ過ぎると手汗がひどくなってしまうことも。

さらに極端に甘いものやしょっぱいもの、熱いものも刺激のひとつになり得ます。

 

明らかにわかりやすい香辛料じゃなくても、食べ物や食べ方によっては刺激が強く発汗を促ししまう可能性があるんですね。

 

手汗の原因その4:病気(手掌多汗症)

 

そしてここまで紹介してきた原因のどれにも当てはまらないけど、とにかく手汗がひどい…!なんていう人は、ある病気が原因かもしれません。

その病気とは『手掌(しゅしょう)多汗症』です。

手掌多汗症とは読んで字のごとく、特に手のひらに多くの汗をかいてしまう局所的な多汗症のことですね。

 

手掌性多汗症も交感神経が異常に働くことが原因なのですが、ではなぜ交感神経が異常に働いてしまうのか?というと残念ながらはっきりとした原因はわかっていないんです。

 

本人としてはストレスを受けたりといった自覚症状もなくリラックス状態にあるのに、なぜか交感神経が活発になり手汗が出てしまう…という状態です。

はっきりと原因がわからないから対策も難しく、非常にやっかいなのがこの手掌多汗症なんです。

 

ちなみにひとくちに“手汗がひどい”とはいっても程度の差は個人差がありバラバラ。

手のひらがうっすらと湿っているくらいの人もいれば、手のひらに汗の水滴ができる人、さらには手汗が滴り落ちるくらい出る人などレベルは色々です。

程度によって対策も異なってくるので、自分はどのくらい手汗をかくのか?改めて観察してみてください。

 

もうこれで恥ずかしくない!手汗を止める対策方法

手汗を止める対策方法

 

手汗をかく原因は様々あることは理解できましたか?

基本的には交感神経の働きによって手汗は出るのですが、その交感神経が活発になる原因が色々あるのでそれぞれ対処しなければいけないんですね。

そこでここからは手汗を止める対策をご紹介していきます!

 

ストレスを溜めすぎず上手に解消する

 

手汗が出てしまう一番の原因がストレスや緊張、興奮といった精神的なものでした。

ですから手汗を止めるためには、ストレスと上手に付き合って感情をコントロールするのが一番とも言えます。

 

たとえば普段から手汗を気にしている人は、特に大事な場面では手汗をかきたくないと手汗を気にしすぎてしまう人も多いでしょう。

すると結果として余計に緊張が増して手汗がひどくなる…という悪循環に陥ることになってしまいます。

ですから手汗を止めるにはまずは“手汗を気にしすぎないこと”が大前提なんです。

手汗のことばかり考えているとそのせいで手汗を余計にかくことになってしまいますから、あまり気にせず手汗くらい大丈夫!と心がけるようにしましょう。

 

また普段からストレスが溜まっているなという人はゆっくりと入浴するなどして、交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズにいくようにしてみましょう。

意識的にリラックスタイムを作ることで身体のスイッチも切り替わり、軽度の場合は自然と手汗が気にならなくなることも十分にありますよ。

 

どうしても緊張してしまう、ストレスをうまく発散できないという場合は心療内科などでカウンセリングを受けるのも良いでしょう。

専門機関を受診すればより専門的なアドバイスを貰うこともできますし、一人で抱えきれないくらい手汗が不安で気になるならカウンセリングを受けるのもおすすめです。

 

病院で治療する

 

また専門機関で受診して手汗を止めようと思うと、治療法は心療内科だけではありません。

外科的、あるいは内科的な治療によって物理的に手汗を止めることも可能です。

 

手掌多汗症の治療法には色々ありますが、

  • 飲み薬
  • 注射
  • 手術

といった方法がメジャーです。

 

たとえば飲み薬では『神経遮断薬』という、その名の通り神経に作用して汗を抑制するものがあります。

即効性も高く、手汗はもちろん全身に効くため、汗っかきで手汗以外が気になるという人には一石何鳥もの効果が期待できます。

ただしその名の通り神経に直接影響を与える薬のため、のどの渇きや目のかすみなど様々な副作用が表れることもあるのが難点です。

 

また注射による治療ではボツリヌス菌という菌から抽出されるボトックス注射の『ボツリヌス注射』を使用します。

直接手のひらに注射するため高い効果が期待できます。

ただし効果はずっと続くわけではなく、注射翌日~3日前後で効き始め、持続期間は半年ほどとなりますので定期的な治療が必要です。

また痙攣やしびれといった副作用が表れたり、保険適用外の治療のため治療費が高額になりがちなのもデメリットです。

 

そしてもっとも確実な治療法が『胸腔鏡下交感神経節遮断術(ETS)』という外科手術です。

手汗に影響する副交感神経を遮断することで、手汗を劇的に減らすことが可能になります。

直接神経を遮断するのでその効果は非常に高く、またしっかりとした手術を受ければ再発等の可能性もほとんどありません。

 

ただし、神経を遮断したことで手汗や首、顔筋、胸の上のほうの汗も止まることになります。

これにより手のひらや身体の上部から汗を出せなくなった身体は別のところから汗を出そうとして、別のところに多く汗をかくようになります。

これを『代償性発汗』と言い、手汗の手術を行った人には必ずと言っていいほど起こります。

代償性発汗は背中や胸、大腿部に多く見られ、場合によっては代償性発汗によって手汗は止まったものの他の部分の汗がひどくなりすぎて結局日常生活に支障が出てしまった…ということもあります。

 

どの方法もそれぞれにメリットだけでなくデメリット、リスクが伴います。

外科的・内科的治療はたしかに効果が高いですが、良い面だけを見ずに慎重に判断しましょう。

 

手汗用の制汗商品を使う

 

なるべく効果の高い方法で手汗を止めたいけど、手術や薬は治療費や副作用が心配…という人は、手汗用の制汗剤を使ってみるのも良いでしょう。

手に有効成分の含まれたスプレーやハンドクリームを直接塗ることで、汗を抑制するというもの。

病院で処方される薬などよりは持続時間も短いですが、数時間程度ならしっかりと効果を発揮してくれることも多いので、ひとまず大事な場面ではこういった商品を利用するのが手軽かつ確実でしょう。

 

全身の汗を抑える制汗剤などは一般的ですが、できれば手汗に特化した商品のほうが高い効果が得られます。

成分や仕組みによって種類もたくさんありますので、自分で色々試してみて一番合うものを選んでみてください。

 

まとめ

今回は手汗がひどいとお悩みの人に向けて手汗の原因と対策方法をご紹介しました。

人間であればだれでも多少は手汗をかくもの。

でも必要以上に手汗をかいて悩んでいるなら、なるべく早めに対策を取りましょう。

手汗は悩んでいる本人にとっては深刻な悩みですが、解決策がないわけではありません。

あの人と手をつないでも恥ずかしくないように、きちんと対策をしてくださいね♪